守る妊婦と駆け足のおじさん

WCTからの帰り道で渋谷で急行を待っていた時。

降りて階段にゆっくり向かっていた妊婦さんと旦那さんがいたのだが、その一方で同じ階段から白髪の大体50歳くらいのおじさんが早歩きで降りてきて各駅に乗ろうとしてた。

不運にもおじさんは妊婦さんにぶつかってしまい、そして気付かず電車に乗り込んだ。電車はまだ発車していない。

旦那さんは完全にブチギレておじさんに怒鳴りつけていて、それを必死に止めようとする妊婦さん。「謝れ、このやろう」と。

でもおじさんは多分自分に対してキレてるって気づいていなかった。ちょっと死角で見えなかったのだが。


電車は扉がしまり、旦那さんも満足したのか階段を夫婦で上っていった。でも背中が怒っていたなぁ。



端から見ていた上にわざわざイヤフォン外すほどのことではないな、と思いつつ、すごい言い表しにくい気持ちになったので文字に起こしてみた。

確かに、おじさんは悪い。50代とは言えどもぶつかったことに気付かないわけがない。妊婦だろうがなんだろうがぶつかったら謝るなんて人間の常識だろう。違うかな?だから謝らなかったおじさんは思いやりが足りなかった。間違いない。

当然結婚さえもしてない俺は無知に等しいのだが、子供がお腹にいる妊婦さんはきっと使える神経・意識は全てお腹にいる赤ちゃんに向いていると思うのだ。旦那さんはそれをサポートし命をかけて守るべきなんじゃないかな。だから旦那さんはあの時怒って当然。

が、謝らせるのはなんか違っていた。だから違和感があるのかもしれない。人に謝らせること自体無意味なことだからかな。形だけの言葉は本当に無意味。

自分が悪くないと言い張れても相手が自分に怒っているなら間違いなくなんか原因がある。少なくとも何かの争いになったときに「怒らせてごめん」というのは必ず言える。怒るのが好きなやつなんていないからね。

無駄な維持なんていらないのです。ちなみに本題とは違うかもしれないが相手を傷つけるのが好きなやつは本当は本人自身が一番弱いです。

そんなことを思った昼過ぎ。ようやくバダイ到着だ。昼ご飯何食べようかなーーー