キッズ専用車両導入の必要性の有無

女性専用車両に引き続いて「キッズ車両」導入か、国土交通大臣に要請 - GIGAZINE

キッズ車両導入に向けて一部の人が要請を国土交通省に出したらしい。

言いたいことは一つ。

それは、壁を作ることでそんなに効果が期待できるのですか、ということ。俺は最近の小学生の若々しい振る舞いに対する親の注意のしてなさに失望してばかりである。小学生には特に非はなく、むしろちっちゃい時くらいやんちゃな過ごし方をしても注意されるはずだからよかったはず。

しかし今の親は本当に何も注意しない。なんで平気な顔してスルーしてるのか分からない。そしてさらにたちが悪いのは、他人が注意すると他人に言い方やら自分の子供だから云々と言ってくるようだ。これ一種の病気でしょうかね。子どもも親もかわいそう。

冒頭の話に戻ると、それでキッズ車両か。注意されるのが嫌だからより自由に放置できる車両を作りたいだけなのではないか、と思ってしまう。

みんながいる中でどうやって振舞うべきか、社会に属する人間として少しずつ経験を学ばないと、突然社会に放り出された結果、免疫がなさすぎてただひたすら反発し文句を言うようになってしまうのではないでしょうか。キッズ車両はゆとり教育の一環なのか。今流行りのモンスターペアレントの仕業なのか。

キッズ車両を作る理由は痴漢対策だといっているが、本当にそうなのか。そして、もしそうだとしても打つ手はそれしかないのか。現状にあるルールが気に食わないから新しいルールを導入するなんてそれこそ小学生の発想である。

最近子供の態度を指摘する大人が多い。その大人の行動は立派でない場合が殆どである。

子供は親の背中を見て育つ。いつでも守っているだけでは子供は学ばないだろう。本当に子供のために何かをしたいのであれば本当に何が必要なのかを考えるべきである。可愛い子には旅をさせよ。